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6月26日、劇団四季の「ウエストサイド物語」を見にいってきました。

ウエストサイドは、子供の頃に映画がテレビであったのを、ちらっと覚えてます。多分、フェンスが映っていたから……ジェット団とシャーク団の決闘シーンだと思う。

ミュージカルと映画の不朽の名作「ウエストサイド物語」は、「ロミオとジュリエット」を元にした作品。
スラム街を縄張りにした白人不良グループ「ジェット団」と、プエルトリコからの移民不良グループ「シャーク団」が張り合っている中、ジェット団を作り、現在はグループから抜けた青年、トニーと、シャーク団のリーダー、ベルナルドの妹マリアの恋物語を軸に、人種差別問題、貧困層の苦しみを絡めたミュージカルです。

映画が先で舞台化だと思ってましたが、舞台が先で映画はあとだったんですね。
日本では、劇団四季と宝塚が上演してます。


わたしの記憶にまずあったのは、上記の映画と、もう15年くらい前になりますか、当時稔幸さんがトップだった星組さんが上演したやつ。
といっても、宝塚を見にいったわけじゃなく、当時は、宝塚の月刊誌「歌劇」を購入してましたので、そこで読んだ記事が元になってます。

トニーが主役、マリアがヒロイン。サイドを固めるのは、トニーの無二の親友リフと、マリアの兄ベルナルド、ベルナルドの恋人アニタ。

宝塚では、ベルナルド役アニタ役の人が非常によかったと、本に書いてあったのを覚えてました。


で、一緒に観劇したのは、宝塚に劇団四季、歌舞伎に東宝ミュージカルと、舞台大好きなおばさま70代後半。
始まる前に「宝塚はご覧になりました?」と尋ねますと、「四季は初めてだけど、宝塚は何度も見たわ」とおばさま。
鳳蘭がトップだった時代よりも、大分まえだったそうです。
多分、宝塚初演のときじゃないかなー。
「びっくりするぐらいダンスがかっこよくて、みんな頑張っていた」だそうです。
でもね、「トニーとマリアの場面はおもしろくなくてねえ。いつも寝ていた」だって(笑)
キビシー意見ではありますが、確かに(笑)
あの二人だけ、世界が違うんだもん。


今回の四季は、わたしのお気に入り俳優さんの一人、福井晶一さんがトニーで、田邊さんがリフでした。


いやー、ウエストサイドはダンスナンバーがかっこいいミュージカルですね!
「本日のキャスト一覧」では、普通主人公が一番上に名前が載るのですが、なんと、ウエストサイドでは、トニーよりもリフが上でした!
確かにトニーが主役なんですが……(リフもベルナルドも1幕で決闘の末死んでしまうし)
目立つのはリフのほうが上。
リフは、歌もあるし、ダンスはハンパない量あるし、なにより、現在のジェット団を支えるリーダーですから、迫力もあります。

正直、トニーは歌ばっかりで……全編通して「マリ~ア」(マリアじゃなくて、マリ~アなのにはがっかりだったけど)なので、かっこよさは……リフやベルナルドの足下に及ばない……
トニーが愛称だっていうのも初めて知りまして。
トニーの本当の名前が「アントン」だと聞いて、これまたがっくり。
アントンって……かっこよくないぜ。


うううっ。
福井さん、歌上手いんだけど、ダンスも結構踊れるんで、トニーじゃなくてリフで見たかったなあ。きっと、「キャッツ」のリーダー猫、マンカストラップ()みたいで、きっとかっこよかったんじゃないかと思うんだけど。
(田邊っちのリフはよかったけどね)
トニーの服装は……イケてなかった
結構下半身がどっしりしているんで、ジーンズがぱつぱつに見えたのが残念。
ダンスシーンのジャケットも、上と下の色があってなくて……シャーク団のほうがおしゃれでしたー。
福井さん、かっこいいのにー。
次は、「アイーダ」のラダメスで見たいなあ……そのためには東京いかなくちゃ。


マリアの子は結構かわいくって歌もよかったんだけど、歌の中にある「ちびでやせっぽち」の「やせっぽち」には遠くて……そこが残念でした。

宝塚で上演するときも、きっとトニー役のトップさんは、リフやベルナルド役の、2番手さん、3番手さんにくわれちゃったんじゃないかなーって思う。
それほどに、リフとベルナルド、それからアニタ(アニタたちプエルトリコの女の子たちが歌って踊る「アメリカ」はかっこよかった!)が目立ってます。


見ていて思ったんですが。
1幕が1時間40分。
決闘シーンでまずベルナルドにリフが刺され、怒ったトニーにベルナルドが刺されて幕。
2幕が50分でその後の展開から、トニーがベルナルドの片腕、チノに撃たれて死亡まで。

バランス悪すぎです。
決闘シーンの前、ジェット団やシャーク団、アニタたちが昂揚する気分を歌い、トニーとマリアのラブソングがそれに重なって、ハーモニーになる場面があるんですが、あそこで終わって、2幕が決闘シーンから、のほうがいいように思うんですよね。
ちょっと「レ・ミゼラブル」みたいな演出で。
じゃないと、かっこいいシーンや小競り合いのシーンなど、盛り上がりが多い1幕の半分くらいしか、2幕はおもしろみがないです。
終わり方もちょいとなあ……
ロミオとジュリエットが元になってる作品だから、きっとマリアも死ぬんだなって思ってたら、違うんだもん。

ちょっと肩すかし。


でもまあ、おもしろかったのは確か。
なにより、わたしもジェット団に入って、指ぱっちんしたくなりました(笑)
(指を一つリーダーが鳴らすと、みんながそれにびしっと従うのがかっこよくて)
不幸の始まりは、マリアがトニーに「決闘をやめさせて!」と頼む場面で……あそこ、最初のトニーの考え通り、代表者が素手で殴り合いにしていたら、ここまでこじれることはなかったのにねー。


で。広島公演見にいった方。
マナーがなってない。
って、赤ん坊つれてミュージカル見に来るなーっ
一幕の途中で赤ちゃん泣きだして……すぐでていきゃいいのに、しばらく泣き声が響いて残念でした。
また、2幕、いい場面で着メロが響き渡る。
開演前、「携帯電話の電源をお切り下さい」ってアナウンスがあったのに!
舞台は生ものです。映画なら、赤ん坊が泣こうが着メロ鳴ろうが、映像には関わりありませんが、舞台は違う。
演じている役者さんたちの集中力だって途切れるでしょう。
広島は、10年ほど前、「オペラ座の怪人」のロングラン公演より、「キャッツ」「美女と野獣」と続き、また普通の地方公演も他の地域より3日ほど長いです。
舞台を見にいく人たちも、マナーを学ぶべきだと思います。

カーテンコールが意外にも4回もあって、嬉しかったのは確かなんですが……
このあたり、是非反省していただきたいものです。
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